「今から、どうしても会いたい人がいるんだ・・・。」オーウェンはそう言うと、とろんとした目で見つめる女の子の手を離し、その場を去っていった。
クラブには、出会いと別れが凝縮されている。♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡
遡ること、20分前。
オーウェンは名古屋のNo.1集客力クラブ・iDに足を運んでいた。
週末ということもあり、人でごった返していた。
そんな中、自然と集まるいつものメンバー。
そして、いつものように読者様(?)の女性も集まってきた。
Aokiさん
「オーウェンさん、この子たち以前ナンパして、ブログやってること伝えたら逆に食いつきが上がって」女の子
「あー、オーウェンさんですか!はじめまして!」あまり擦れてないような、性格の良さそうな子だ。
いくらか言葉を交わしながら、好きな音楽が流れているので踊ることも忘れない。
楽しく踊っていると、その子の元に外人さんがやってきてナンパを始めた。
多少強引めに彼女を引き寄せ、後ろから抱きながら陽気に踊っている。
彼女は導かれるがままに寄り添い踊っているが、断れずに流れで外人さんに引き寄せられたのは分かった。
「大丈夫か?」オーウェンはそう声を掛けると、彼女は無言でオーウェンの前に手を出した。
「助けて」と言っているように聞こえたので、優しく彼女の手を握り、そして優しく彼女を引き寄せてあげた。
引き寄せられた彼女は、とろんとした目になり、オーウェンを見つめた。
ここで強引に仕掛けては、さっきの外人と一緒だ。
オーウェンは、彼女の頭を優しく撫でであげた。
いい雰囲気になる二人。
これからが勝負という場面ではあるが、ここで先ほどのセリフのシーンになる。
「ごめん・・・。」「今から、どうしても会いたい人がいるんだ・・・。」オーウェンは、あっさりと彼女の元を離れ、階段を駆け下りた。
向かうは、地下のロッカー。
この時間に会いたかったあの人は、約束通りやって来た。
引退ナンパ師・リーフ隊長だ。先日のブログでお伝えしたとおり、引退してから半年以上行っていないクラブに連れていったが、
今回は更に久しぶりの週末のiDにリーフ隊長を呼び出すことに成功。
仕事終わりに駆けつけてくれたので、ロッカーまで向かい、合流をしたのだ。
そう、今は女の子よりもリーフ隊長との再会が大事だ。オーウェンは、リーフ隊長と一緒に賑わうフロアに戻った。
リーフ隊長とAokiさんの毎度恒例(?)の深々とした挨拶。
そんなことが繰り広げられている横には、さっきの女の子がいた。
お友達の女の子は、泥酔のサトゥーさんが強引にキスをしている。オーウェンを見つけると、嬉しそうな表情で
「あ!お・・・お・・・えっと・・・お・・・オーウェンさんっ!!」と、何とか名前を思い出してくれた。
友達がそんな状況なので、とても寂しそうな、不安そうな表情の彼女。
「そやな、お前寂しいよな」オーウェンは、寂しそうな目でオーウェンに訴えかけるその女の子を優しく抱きしめた。
♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡
「今から、どうしても会いたい人がいるんだ・・・。」リーフ隊長はそう言うと、先ほど調達したドリンクを片手に、オーウェンと共にその場を去っていった。
クラブには、出会いと別れが凝縮されている。♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♠♡♣♤♥♦♧♠♡♣♤♥♦♧♠♡
遡ること、20分前。
リーフ隊長は名古屋のNo.1集客力クラブ・iDに足を運んでいた。
週末ということもあり、人でごった返していた。
オーウェンに誘われ、ペディグリーチャムに引き寄せられてやって来た久々のiD。
しかし、オーウェンはそれまでに和んでいた女の子と会話をしている。
せっかくの久々のクラブ。
引退をしたので、ナンパをするわけでもない。
音楽を楽しみながらも、リーフ隊長はたまらずオーウェンに声を掛けた。
「オーウェンさん、ドリンク行きましょう!」そう言うと、オーウェンはこくりと頷き、和んでいた女の子に
「じゃあ、ドリンク取ってくるから」と告げ、
事実上女の子とサヨナラをした。
クラブには、出会いと別れが凝縮されている。リーフ隊長と共にドリンクをカウンターに調達に向かう。
人ごみを掻き分け、やっとたどり着いたカウンターで、二人ともスミノフを注文する。
そして、乾杯。
クラブはナンパをする場所だと思われがちだが、男同士の乾杯も悪くない。
男同志で盃を交わしているとき、先ほどのセリフのシーンとなる。
リーフ隊長はお酒を口にしながらこう言った。
「今から、どうしても会いたい人がいるんだ・・・。」リーフ隊長のどうしても会いたい人とは、まさにこのiDで音楽を流しているDJ。
その昔、リーフ隊長がナンパ師として全開で活動していた時代にクラブに通いつめ、非常に仲良くなったのだとか。
DJさんと仲良くなれるとは、さすがリーフ隊長だ。
今日は5FのDJブースで回しているとのことだったので、二人で5Fに向かった。
5Fも、1Fほどとまでは言わないが、非常に賑わいを見せていた。
特にDJの周りは人でもみくちゃになっており、侵入するのが困難な状況だった。
しかし、リーフ隊長は会いたいDJのために人ごみを掻き分け、DJの元までたどり着いた。
そして、DJの目の前で手を振って合図を送るリーフ隊長。
DJはプレイに集中しており、気付いていない。
リーフ隊長は、気付いてもらいたい一心でもう一回大きく手を振る。
DJは手を振るリーフ隊長に気付き、プレイ中にも関わらず振り向いてくれた。
そして、DJは・・・
再びノーリアクションでプレイに集中し始めた。こ・・・こんなはずでは・・・リーフ隊長の表情から、こんな言葉が聞こえてきた。
もう一度手を振るリーフ隊長。
そして、DJはもう一度振り向いてくれた。
チラッとリーフ隊長の顔を見て、
再びノーリアクションでプレイに集中した。クラブには、出会いと別れが凝縮されている。苦笑いするリーフ隊長を、みんなで優しく慰めてあげた。
「違いますよ!たぶんDJに集中してたからリーフさんにかまってあげれなかったんですって!」「リーフさん!友達DJに無視されたってブログのネタにしていいっすか!?(・∀・)」←
出会いと別れがあちこちで繰り広げられるクラブライフ。
クラブでお会いした際には、出会えたというこの一瞬を大切にしたお付き合いをしましょう。
ぐっぴよ。
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
オーウェンのTwitterは
こちらをクリックでフォローお願いします(^ω^)゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
- 関連記事
-